弾正忠が世界一の爆弾家として名を馳せた本能寺は、実は暗号化の読み方ができ、時代が重複する様子を捉えています。
残念ながら西日本豪雨災害でそのときの書物を失い、文を読みながら暗号化を読むことは今では無理ですが、シナリオは覚えています。
一言でいえばそれは銃社会がメインになります。
雷管を必要とする銃。火縄銃だと火薬を火で燃やすために爆発力に欠ける火縄銃。
火薬は火で燃やすと周囲へ燃焼方向が拡散されます。しかし雷管を用いて電流で燃やすことで、その燃焼方向は一定の方向へ向き、爆発的な破壊力のある発射が可能になるのが銃になります。
馬場美濃守信春
また、信長が長篠の戦いで、伊奈四郎勝頼を退けた戦いでも、鉄砲三段撃ちで名を馳せましたが、実はそのようなことは一度しか通じません。
まず何かを連想させるような構えで、警戒するので武田騎馬隊は突っ込まないはずです。
しかし信長が横一列に鉄砲隊を並べていれば、騎馬隊はいつもの鉄砲隊と思い込み突っ込む可能性もあります。
それが実は信長の狙いで、横一列に並べた鉄砲隊の例えば、左3分の一が第一の砲撃、その次に真ん中の3分の一が砲撃、最後に右3分の一が砲撃を加えることで、武田の騎馬隊に読まれることを防いだ鉄砲戦術を遂行したことは明白でしょう。
私が信長ならそうしますね。
しかし次の戦では読まれることになり、一度しか通じないでしょうね。
孫次郎。
ただし、映画の方がやはり上ですよね。映像だけで解釈や理解が求められ、その先、その先の先を常に読むことが求められる映画はより高次元です。読んで読んで読みまくり。
日本の映画はダメですが、海外の映画はずば抜けたセンスがあります。
