納言姓

三郎上総介は義昭を奉じて上洛途中、日本全土の自分に対する視線を大いに感じ、まるで心が裸になるような感じを受けてしまい、その結果、本能寺を爆破して海外へ逃亡することを企てました。

 

我は逃げるしかない。今のこの無法の時代ではいくら法律を設けても、このような武力で抑える権力では無力に等しい。

 

第六天魔王最後の見せ場、職務放棄逃走遂行。まさに信長にとってこのうえない男の正念場。

 

この事件で信長は大納言姓の権大納言近衛大将に任命されて、北畠氏との同盟のために養子へ赴いていた織田信雄も左近衛権中将へと。

 

時代は前田利家が率いる五七桐軍団、豊臣秀吉が関白で天下人へ。丸に梅鉢。

 

利家没後、衰退した豊臣。

 

その後は次郎三郎家康が天下を収めて、そして江戸という時代を鎖国へ導く。

 

秀吉が戦果の伴わない朝鮮出兵をした結果、家康は日本を守るために鎖国を選択する。

 

これはロシアでもプリゴジン氏が構想していたことでもあり、彼もまた政治をよく知る人物でした。