音柱の宇随が意外性ですかね。
6の型までと弱いイメージですが、音の本来の意味を隠しています。
要は縁壱のバックドアが音で、無音で攻めるのが定石ということで、宇随は上弦の鬼との戦いで音など使っていないですよね。そのため無惨からすると音の意味を知らない人間の屑に映るのでしょうが、投影などの枠なのでしょうか。
宇随もその手の不死川の手先の存在だと感じます。
音の存在を下手に使うことで、無音のバッグドアの月の布石を与えた刷り込みを隠していますね。
そしてそのほかにも不死川は風の使い手として、風林火山でしかない日本の常識を利用していて、その枠だと霞もただの霧のような存在でしょうが、こちらもフェイクとして大いに活躍します。
霞がどのように使われた投影かは知りませんが、私なら上弦壱のような強敵に向かわせます。
要は霞に対して無駄遣いをさせればいいという感じで、霞の存在を2か月で柱へと成長した要注意人物としての刷り込みがありますね。宇随のその言葉はしっかりと堕姫の兄との会話にあります。「俺は落ちこぼれで、柱の中には剣を持って2か月足らずで柱になった者もいる」と。印象刷り込みでしょうか。無音の音でしょうか。
炭次郎とかはこちらの世界の即身仏のような存在で、修行により世の中をいい方向へ導く存在の代名詞みたいな性格ですよね。
まず炭次郎の家を襲った無惨、そして炭次郎へ接触したのは富岡という流れ、不死川の無音の音は無惨をずっと炭次郎へと導いていて、日の神やぐらとしてこちらかの布石返しが分かります。
要は布石返しと思わせずに、日の神やぐらとしての音の罠だと感じます。