カンダハル

映画「カンダハル」では投身として特殊部隊系の主役が採用されましたが、作戦自体は悪くて、兵の使い方がもったいないです。

 

司令塔は半投身と半意識で、意識的に脚本を遂行できていて、主役を引き立てるために悪い作戦の命令を下しています。

 

まず正面攻撃主体で、しかも何の変哲もないただっ広いところに地雷が埋まっているかもしれないのに速攻で突撃させたり、最終的な援護の爆撃を遅らせたりとしています。

 

これには理由があり、主役クラスの行動を映えさせるためにあり、演出やアクションの向上が目的になります。

 

最終的に爆撃機の要請をした司令部ですが、もっと早い段階でそれが投入できます。要塞へ対して攻撃を仕掛けるので、モガディシオダウンタウンと違い、民間人もいないので国際問題なんか介入しません。要塞は明らかに適地なので、国際問題なんか関係なしに攻撃が可能です。

 

それなのにあそこまで引っ張り、挙句に「これ以上、味方を見殺しにできん」とかの上等文句を使い、画で視聴者を騙し、自分たちの保身固めの脚本を入れる点などは、私の対しての新ジャンル脚本演出になり、そこを起点にしてみると、そこに半意識があったことが分かります。単純に画で視聴者の騙しになります。人間の男がこれを職場でやってもすぐに分かるで。大体、お前はほんまに世話しかせんし、何か知らんがワシに注意を促して自分のハクづけしとる卑しさがバレバレで。世話ならせんでええし、ほかの奴を使ってもいずれ分かるで。ほいでワシはお前を相手にしとらんやろ。お前はその程度で前には出れん。引っ込んどれ。ホンマに潰すぞ。

 

つまり半意識が故意行為なので、本来は、あの爆撃の使い方は映画のセオリーでは、主役級がもう助からないときに用いられます。

 

周りを囲まれているので、数が多すぎて爆撃でも援護が無理とか、距離が遠すぎるとかになると、逆に普段はその主役級が自ら爆撃要請をします。今作では助かりますが、助かるならもっと早く爆撃でき、それを画の上等文句で隠しています。

 

もう助からないと現場や司令塔の人間が考えた場合は、その要請が可能で、要は敵を引き付けたのでワシごと爆撃してくれということで、敵をせん滅するためにその要請を出したり、あるいは安楽死のために司令塔が爆撃というのが本来です。

 

本来はそのシナリオなので、そのシナリオに気づくために、半意識が用いられていて、それに気づいたらこの過去の産物の爆撃シナリオにたどり着き、そこで脚本が違うことに私だけが気づける細工があります。

 

まあ、CIAの情報伝達がこういう形だと敵にバレずに敵が把握できていないシナリオを解説して敵を潰せるということですね。