キック

インセプションでは夢から戻るのにキックを使う。キックは別に自分たちが付けた名前のことで、水に全身で浸かるとか、崖から飛び降りるとかになる。

夢の中でそれをやることで、水に入ることは瞬間的に水に濡れてしまい目が覚めるとか、崖から飛び降りるは、瞬間的に飛び降り自殺とかを考えて目が覚める行動。

だから夢を見ているときにこれらの夢になると目が覚めてしまうことが多く、それを自発的に夢に入れて目を覚ます能力をキックと呼んでいる。

私のキックは例えば、庭で物音がして目を覚ますとか、車が自宅の前に停車して目を覚ますとかになり、今ではインセプションの類似のパターンのキックも身についてきている。音楽で目を覚ますこともできている。

そして虚無だとこのキックが使えない。そして虚無では時間が50年にも延びる。そのためコヴが着いたときの渡辺は年寄りになっていた。

しかし渡辺はその50年を利用した。それは人生経験を費やすことでのスキルアップだ。スキルを上げる。つまり年を取り、年かさで得られる知恵を利用するということだ。

私の世界はスコアのニックのような老獪の知恵は恐れられている。知恵で生きてきたので老獪を十分に感じるスキルが若いときより身に付くからだ。若者にはない大人の男の魅力とは要は能力値のことで、学校で習ったこと知識以上に自分の生き方ができていて、学校で習った知識を利用した生活ができる男性などになる。いわゆる年の功というのがこれだ。しかしこれには精神をずっと鍛え続ける必要もある。ようはニックのように裏社会にずっと身を置くとか、私のように5歳までの記憶なしで現実をクリアして、餓鬼に気づいて餓鬼を潰したり、あるいは餓鬼は無視して女の誘導を待つとかになる。

餓鬼は全員これに逆行している。性格性や精神の衰退方向。

たまたま私は餓鬼が攻撃をしてくるので待つこと辞めて、反撃で潰すことを選んでいて、その過程があるのに映画の投身のボーダーラインになかなか気づかん人じゃね、とか言われても知らないし、そういうことを言うから潰すしかない。

そいつは将来地獄で半殺しじゃ済まさない。

裁量判定で地獄に封じ込めて、私は何度も潰しに行く。

穏やかな地獄を送りたいなら私に近づくな。邪魔になるだけだ。邪魔になればお前の地獄は血まみれで華やかになる。

渡辺が上げたスキルは、虚無でのキックの使い方だ。銃を使ったということ。

理由として階層が低い場合は、飛び降りで死へ自我誘導になり、そのときの心境は「ヤバい、落ちて死ぬ」という感覚になる。ようは考えるスキが介入する。

これでキックが通じないという持論を50年で論破していて、彼が取った行動は銃での死ということだ。銃殺だと瞬殺なので考えるスキがなく、モルのように精神病になることもなく、キレイに現実に戻れるということを見抜いたのが一番の醍醐味になる映画である。

そして昔は映画だったが、今は私も音楽のキックなどが使えるので、現実を入れた投身だと私も気づきました。能力投身みたいにプログラム込みとか撮影込みの投身という見解がこの前までだけど、今は音楽とかほかのキックが使えるので、ボストークの現実投身になります。