あのね、銀行でね、パスワードの再設定の申し込みを申請して、職員が「それでは契約者カード申請とパスワードの設定をお願いします」言うて、カードの申請とパス設定をしましたね。それを右側に置きました。
次に職員が違う人がいました。
その人に申し込み書を見せて「投信のパス再設定です」「あっ、投信じゃない、ダイレクトでした」て言うたとするやん。
別にええんやけど、そんときにね、ワシが投信とダイレクトを言い間違えとるけえ、職員が「契約者カードも無くされたんですか」いうてわざと聞くときもあるんや。
こっちの様子探りで。
言い間違えたけえ、情報収集や。
ほいやけえ、そんときは「はい、そうです」でええんや。
いちいち「いや、契約者カードはそちらが前回、申請をしてくれと言っていますが」とか言わんでええんや。
ほいやけえの、次の職員は今度契約者カードの件にアレンジを入れて、左へ置いたんや。
前回の右に対して「はい、そうです」も次回の左に対する「はい、そうです」も同じや。同じように「はい、そうです」で返せばええんや。
情報収集なんや。言い間違えたときの職員のアレンジや。相違のない返答とワシの柔軟性などのテストや。
一応、本人がきちんと自分の意思を持ってそれをやっとるか分かるんや。
もし、ワシが前回に契約者カードの申請のことを忘れ取ると「契約者カード?何、それ。いや、ワシは親に言われて来たけえ契約者カードは知らんわ」とか返事をすると、誰か第三者が絡むことが分かるけえ、防ごうと思えば簡単に振り込め詐欺は防げるんで。簡単なんで。ニュースにするほどやないんや。銀行員が未然に防ぐことを。
仲のいい銀行員がおれば聞いてみいや。