えっとな、スコアやけど、まあ、はじめに説明するとしたら、偽癪を用意するやろ。
ほして同じサイズの癪の偽物をあらかじめ用意して、本物は服の中に隠して持ち出して、偽物は外に担いで出ようとしたんや。
そいで、どちらでもええんや。
ジャックが来ても、来んでも。
来たときは映画のとおり渡せばええんや。大人しいしといてな。
来んかったらそのまま出ていきゃええんや。
せやけど、来たけえ、渡して出ていき、渡したんは服の外に担いどる偽癪よ。
ほいで、地下室から降りた直後にもう別のトンネルを見つけとっての（これは実際描写あり）、ジャックが来たけえ、そんときは警備員が追ってくるいうよりはジャック封じと、あとジャックのヘマで警報が鳴って（本編とは意味が違い）、その封じやの。
そのミスとは自分も逃げることを考えず、切れてしもうて捕まるような自暴自棄へ行かんかいう心配やな。
ほいやけえ、ニックは自分だけは、ジャックを放っておいても逃げんという意味ね。
そいやけえ、段取りがええなるわいの。
ほいで、ジャックがバスターミナルで、「中身は確認したか」言われて気づいたんや。「コールバック方式だ」とか「それは確かか」いう口癖で。
アメリカは、「ヒート」のときは公衆電話も番号があるので。
